楽天モバイル、恐れていた通りになってしまったよ~
この「繋がらない」イメージは致命傷になりかねないよ。
楽天モバイルもなんとか対応しようとしているので、その辺のこともお伝えできればと思います。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」なぜ圏外に?
そもそも なぜこれまで普通に使えていた人が「圏外」になってしまったかというと
KDDI(au)とのローミング(相互乗り入れ)打ち切りが順次拡大しているからです。
都道府県ごとに 楽天モバイル自前エリアの人口カバー率が 70%を上回った時点で、両者協議のものと継続終了を決定するということは前々から言われていて、実際 東京都・大阪府・奈良県の一部においては ローミング終了が始まっているわけです。
楽天モバイルは、「ユーザーに影響のないよう 楽天モバイルが自前でカバーできたエリアからローミング終了を行う」と言っているのですが
実際はまだカバーできていないのに、ローミングが終了してしまった地域があるということですね。
具体的には、小平駅~花小金井駅付近 和光市駅付近 吉祥寺の一部 奈良県でも一部「繋がらない」という声があがっています。
こちらがKDDIが公表している 楽天モバイル向けローミングサービス提供エリア です。
そして こちらが楽天モバイルが公表している現在の通信エリアです。
KDDIが公表している 楽天モバイル向けローミングサービス提供エリアを見ると、東京23区は打ち切りになってますね。
黄色部分が10/22以降にローミング終了するエリアになるのですが、このあたりで一時的に「圏外」が発生してしまったようです。
楽天回線がカバーできていないのに、ローミングが打ち切られてしまったということですね。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」プレスカンファレンスで発表されたこと
2020年11月4日に、楽天モバイルはプレスカンファレンスを行いました。
ここで発表されたこと、わかったことをまとめます。
Zero宣言
下記8つの項目に関して、ゼロ円になりました。
今回新たに追加されたのは、「契約事務手数料」と「MNP転出手数料」の2つですね。
新キャンペーン
最大28,000ポイント還元キャンペーンの発表がありましたが、こちらは12/1までのキャンペーンでしたので割愛します。
現在やっているキャンペーンはこちら ↓
ローミング終了による電波悪化について
このプレスカンファレンスの際に質疑応答がありまして、ここで電波状況についての質問が出ました。
対応された社長は、「圏外の事例に関しては、ごく一部である」としつつも
「ご迷惑をお掛けしたユーザーの皆様には申し訳ない。早急な基地局建設や個別にMVNO端末を配るなどして対応する。」
とおっしゃってました。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」圏外ユーザーへの対応
実際の対応については、直接 楽天モバイルに確認したものではないのですが、SNS等から得た情報をまとめておきます。
圏外になってしまったユーザーに対して、MVNOドコモ回線SIMと端末を無償で貸し出ししているようです。
対象者は、おそらく自宅が圏外になってしまった人なのではないかと思います。
代替機の貸し出しが必要な方は、直接楽天モバイルに要請する必要があります。
代替機の返却期限は、今のところ 特に設けられていないようです。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」圏外問題 まとめ
楽天モバイルは、エリア拡大を急いでいるようですが、コロナの影響もあってか 思うように進んでいないように感じます。
docomoの「ahamo」のサービス開始と、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」の初期契約者の1年の無料期間が終わる時期が重なっているので、無料期間終了と同時に「ahamo」に流れてしまうユーザーが多発しそうです。
携帯会社ってイメージも大事で、今回の「繋がらない」というイメージを持たせてしまったことは、非常に大きなダメージになると思います。
すぐに対応して、実際は圏外だった期間が1日であったとしても
1日携帯が繋がらないって、今の日本人には結構大ごとなんですよね。
それでも、今回の楽天モバイルの対応を 私は評価しています。
出来る限りのことを誠心誠意されていると感じました。
「ahamo」が発表された今でも、楽天エリアに居住している人にとって「Rakuten UN-LIMIT」は最強だと私は思っています。
ぜひともがんばっていただきたいです。