今回は 「RISE Partner(ライズパートナー)」について調べてみました。
MAM案件にゃん。
MAMシステムにてFX自動運用を行っている会社になります。
当ブログでも MAM案件は何回か取り上げてきましたが、怪しいものばかりでした。
特に初心者にとっては メリットが大きいことは確かなんですが
初心者が怪しい案件を見分けられるのか問題。
なんて人、いるのかな?
ある程度の知識を持って、EAを使ってる人がほとんどにゃん
MAMで継続して稼がれてる方がいるなら、ぜひとも教えてほしいです。
「RISE Partner(ライズパートナー)」とは?
RISE Partner(ライズパートナー)とは、口座開設をし 投資環境をセットするのみで運用スタートできる MAMシステムによる自動運用です。
ユーザーの資産運用口座で運用するので、トレードが可視化されて安心と書かれています。
運用を開始する際に、証券口座を開設するように案内があると思いますが
指定証券会社の安全性は必ず確認するようにしましょう。
口座開設の際に、証券会社の公式HPからの手続きではなく
別のサイトからの開設を案内されたら、その時点で詐欺を疑ってください。
MAMについて
冒頭で触れたように、「RISE Partner(ライズパートナー)」は、MAM(マム)という形式を取った FXの自動売買システムを提供しています。
MAM(MultiAccountManager)とは「マネージドアカウント」と呼ばれる運用手法で
自分のFX口座に資金を投入して、他のトレーダーに運用をしてもらう(発注指示のみをする)というものになります。
親口座と子口座を紐づけすることで、親口座の取引をリアルタイムで子口座に反映させることが可能になります。
発注は、子口座(ユーザー)が入れている額によって自動的にロット数も調整されます。
ユーザーは、自身の口座で運用をするので、資金を預けたりする必要がありません。
一般的なEAとの違い
一般的なEAは、ユーザー自身のパソコン仮想デスクトップと呼ばれるサーバー上のパソコンをレンタルし
そこにMT4と自動売買のシステムファイルをインストールし、設定や稼働開始/停止などを全てユーザーが行わなければなりません。
自分のPCでもできないことはないのですが、EAを稼働させておくためには
24時間 365日電源入れっぱなしが基本になるので
PCのアップデートや不具合で再起動が必要になることを考えると、現実的ではありません。
そこで大抵の方は、VPSを使うのですが
1000~2000円の月額費用がかかるんですよね。
今は WikiFXという、100円程度で利用できる破格のサービスもできてますが
せっかくコツコツ稼いだ利益から毎月定額を持っていかれるというのは
少ない資金でやっている方にとっては、地味に痛いですよね。
その点 MAMの場合、スマホだけでも運用可能です。
こういった面で、初心者にとっては魅力的にみえるシステムだと思います。
「RISE Partner(ライズパートナー)」の特徴
- 個人投資家・投資初心者にはハードルの高い デリバティブや最先端アルゴリズム
投資ロジックなどを駆使し、リスクをコントロールした資産運用環境を提供 - 入金から出金まですべての手続きがスマホ1つで完結
- 世界中の金融資産へ幅広く投資できる環境にあり、資産配分比率やタイミングなど、全ての投資判断は、独自のアルゴリズムが行う
- 積極型・安定型・積立型など数種類から最適な資産配分比率が決定され、全自動で売買
- 最低資金は10万円(1,000ドル)からスタート可
- ロシアのMetaQuotes社仕様のMAM/PAMM/LAMM用取引ソフトウェアを利用
- MAM/PAMM/LAMM口座は通常のMT4取引と同じ機能で、取引制限などは無し
- 運用口座の運用者は複数のプロトレーダーで構成されており、常に安定的なポートフォリオを自動で組むことができる
これはすごい!って思う部分は特にないし
確かめようがないので、ぶっちゃけ何とでも言えるしな。
実績について
公式サイトに 2017年以降の実績がエビデンスとして掲載されています。
2021年は 平均月利7%と かなりの高利回り。
ただ、こちらもいくらでも捏造できるようなエビデンスとなっているので
残念ですが、稼げる根拠にはならないですね。
会社概要
会社名 RISE Partner
所在地 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー27F
電話番号 03-5944-8545
メールアドレス info@rise-partner.net
設立日 2017.4.10
法人登記されてないみたいだけど?
しかも この住所で登記されてる会社の多さ!
なんで???
IPアドレスがわかっても、個人情報の守秘義務から
詳しい個人情報を開示してもらえないことが多いです。
開示してもらうためには、裁判などの一定の手続きに基づく対応が必要になります。
海外のサーバーの場合、日本の裁判所から海外の管理者に対して国際送達の手続きが必要となりますし、準拠法の問題もあります。
開示してもらえないわけではないですが、対応できる法律事務所は限られるでしょう。
時間も費用も手間も、国内法人に対するものと同じようにはいきません。
何かあった時に、住所を訪ねても誰もいない。
電話しても繋がらない。
メールは返信が来ない。
相手を特定できない。
というリスクがあることは、覚えておいてください。
また、設立日は2017年の4月になってますし
実績も2017年分から掲載されていますが
ドメイン取得日が、2021年9月です。
「RISE Partner(ライズパートナー)」口コミ
評判を調べてみましたが、実際に運用している人の口コミはみつけることができませんでした。
ただ、こんな口コミが…
なんでやらないの?と逆ギレ。多分偽名。
月利10%といってくる。
ライズバートナーの若林と名乗る男性。FX(投資)の話をして来て、「初期費用の5万円はこちらで持ちます」と言って来る。
手当たり次第、営業の電話をかけているようで
「初期費用を持つ」とか言ってしまうあたり、危ないですね。
「RISE Partner(ライズパートナー)」まとめ
MAM自体、怪しいものが多いので、慎重すぎるくらい慎重に検討してください。
実際に利益を出している利用者の口コミもそこそこあって
透明性がありそうに見えていた「EX2PRO」 ですら、大きな損失を出してサービス停止したうえに
他の会社の住所を勝手に使っていたなんて、とんでもない結末を迎えましたので。
「RISE Partner(ライズパートナー)」は、下記理由からおススメしません。
・サーバーが海外
・金融ライセンスを取得していない
・会社設立日とサイトのドメイン取得日が、3年以上離れている
・電話で強引な勧誘をしている
最後までお読みいただき、ありがとうございました!