通販詐欺は昔から横行してますが、最近また話題になってますね。
どんだけ騙されやすいのよ。
お金払えば届くのが当たり前の感覚になっちゃってるの。
でも 通販詐欺は1回経験すると、もう引っかからない人がほとんどだと思う。
なんでも通常価格より数万単位で安く掲載されており、決済後何日経っても届かないとのこと。
ニトリの公式サイトそっくりに作られているが、URLが「nitori」ではなく「mitori」になっているってやつでした。
かく言う私も、そのパターンでまんまとやられました。
「棚卸中ですぐに発送ができない。2,3日待ってほしい。」と返信がきました。
すぐに連絡し、返金を求めましたが
「お金なら返すっていってるでしょ⁉ 詐欺呼ばわりされて これは立派な名誉棄損です。顧問弁護士に相談したら
営業妨害で訴訟できると言っているので、出るとこ出ましょう!」みたいに逆切れされましたね・笑
URLなんて普段気にしてませんし、ニトリの定価を知らずに買い物してたら、価格が安いことも気付かないでしょうし。
明日は我が身。
騙されないように、ぜひこの記事を最後まで読んで、しっかり対策しましょう。
通販サイトを利用する際、必ずチェックすること
商品内容をしっかり確認!
楽天とかAmazonとか、普段使い慣れていて、なんならポイントも溜まったり使えたりするサイトで購入します。
入手が難しい状況であることは理解しているが、どうしても欲しくて探している。
こういう時は要注意です。
「やった!安いの発見!」
「このサイト、取り扱ってる!」
と簡単に舞い上がってしまい、冷静な判断ができなくなります。
一度冷静になり、これから書くことを確認する癖をつけてください。
まずは 会社名を検索
同じサイトで詐欺に遭った人が、情報を上げてくれている可能性があります。
初めてのサイトで買い物する際は、とりあえず検索してみましょう。
以前は 詐欺サイトのURLをまとめてくれているサイトもあったのですが
現在は詐欺サイトの数が多すぎて(4桁を超えてます)、全てのURLを掲載するのは現実的ではなくなってしまいました。
会社概要と日本語におかしな点は無いか?
最低限、『会社名』『所在地』『電話番号』『責任者の氏名』が記載されていることを確認。
これらは法律で表示することが義務化されているので、書かれていなかったら即アウトです。
またメールアドレスがフリーアドレスというのもあり得ません!こちらも即アウト。
参考までにフリーアドレスの一例を挙げておきます。
@outlook.jp @outlook.com @hotmail.com @live.com
@gmail.com
@yahoo.co.jp @yahoo.com
@qq.com @foxmail.com
@163.com @163.net @188.com @126.com @yeah.net
細かく見ていくと、日本語がおかしい というのはよくあります。
なぜなら、主犯者が中国人ということが圧倒的に多いからです。
会社の所在地もGoogleマップで確認しましょう!
今は大変便利なストリートビューがあります。活用しない手はないですね。
URLをチェック
ログイン(サインイン)する時・会員登録や 個人情報を入力する時 に、プラウザ上部のアドレスバーを確認!
URLアドレスに「s」が付いてない(「https://」ではなく 「http://」になっている)
南京錠マークが付いてない = データを暗号化して送信していない
上記2つのうちどちらかでも当てはまれば、アウトです!
南京錠マークがある = 認証局へ申し込んで審査を通過している証となる
無料サービスを使って診断してみる
aguse.jp にアクセスして、URLを診断してみましょう。
サーバーの位置情報が海外だったら、注意した方が良いです。
なぜなら 通販業者が海外にいると日本の法律が適用されないため、日本の警察では取り締まることができないから。
被害者は泣き寝入りするしかなくなります。
その他、ブラックリスト判定結果も出てきますので、参考にしてみてください。
支払い方法に代引きはある?
詐欺サイトなのか判断がつかない時は、おとなしく「代引き」にしましょう。
代引き手数料がかかりますが、数百円をケチって詐欺に遭うより数百倍マシです。
たいていの詐欺サイトは代引き不可になってるので、代引き不可 = 詐欺 と思っておけばOKですが
中には不信感を拭うために、代引きOKとしているサイトもあります。
こういったサイトで代引き購入をすると、商品は届きませんが 少なくとも金銭的被害はま逃れます。
ただ 個人情報は流れてしまいますね…。
もうひとつ。
振込先が会社名義ではなく、個人名義の銀行口座だったらヤバイです。
そっと画面を閉じてくださいね。
通販詐欺サイトまとめ
これだけやれば、公式サイトにどんなに似せて作られててもまず大丈夫でしょう。
ただ、「これを毎回やるの?」ってほど 面倒な作業ですよね。
もちろん 普段から利用しているサイトでブックマークから飛ぶとかだったら必要ないですし
これらを頭に叩き込んでおけば、たぶんサイトを見てる段階で「あれ?」って思う瞬間があるはずです。
何が怖いって 金銭的被害よりも、個人情報流出の方じゃないでしょうか。
例えば、メースアドレスとパスワードの組み合わせ。
これが海外に流出した時、あなたは大丈夫ですか?
パスワード覚えるの面倒だからと、色んなサイトで使いまわしてませんか?
もし使いまわしをしていたら… 簡単に不正アクセスされるわけですから、本当に恐ろしいです。
例えば 詐欺まがいの情報商材で稼ごうとしても、騙すための労力は相当なものですし、悪質過ぎれば訴訟沙汰になったり、捕まったりするリスクがありますよね。
一方、通販詐欺は 簡単に騙せるうえに、犯人の特定が難しいこともあり、大半の人が泣き寝入り。捕まるリスクが低いんです。
だからどんどん通販詐欺サイトは増え続け、手口も巧妙になっていくでしょう。
私は大丈夫!という根拠のない自信は捨てて、本当に本当に注意していただきたいと思います。
実際、詐欺サイトで決済してしまったら・・・
まで書きたかったのですが、長くなってしまったので 今回はここまで。
また次回、もし振り込んでしまったら… をまとめたいと思います♪