今回は、Heng Li(ヘンリ―)という レシートキャッシュバック案件を検証します。
日常の消費が 全てキャッシュバックされるらしい♡
今回も、私なりに調査して考察した内容を できるだけわかりやすく解説していきますので
気になっている方は参考にしてください。
恒利 Heng Li(ヘンリ―)のキャッシュバックとは?
Heng Li(ヘンリ―)で レシートや領収書・振り込みが証明できるものを申請し
承認されたら、その金額の16%相当のUSDT(暗号通貨/テザー)を入金することで
全額(合計116%)に対して、月利2.1%~3.0%程の還元が受けられるというものです。
例えば、10万円のレシートであれば
16,000円分のUSDTを入金
116,000円に対して約3%の還元(月に 3,480円の還元)
が受けられるということになります。
還元は、独自通貨「HLC(USDTに両替可能)」にて行われます。
PGAやジェンコの悪夢 再び…
操作はアプリで行うため、ヘンリーアプリのインストールが必要で
登録時には紹介コードが必要となります。
というのも、Heng Li(ヘンリ―)は紹介制度をとっており
有料会員登録することで アフィリエイト報酬を得ていくことができる いわゆるMLA形式の案件です。
Heng Li(ヘンリ―)のアフィリエイト
紹介して アフィリエイト報酬を得ていきたい方は、有料会員登録する必要があります。
どのランクで参加するかによって、紹介報酬の上限額も変わってきます。
下記の表からわかる通り、早くから参加してる人は 先行者利益が得られます。
実際、アフィリエイター達が Heng Li(ヘンリ―)を推奨するサイトを作成してます。
アフィリエイト報酬目的であることを認識したうえで 閲覧するようにしてください。
キャッシュバック対象について
基本的に 支払いをした証明さえあれば、なんでも対象みたいです。
詳細は下記の通り。
- 2020年1月1日以降の領収書であること(請求書でもOK)
- 約800円以上の領収書であること
- 個人の領収書だけではなく、事業で利用した経費でもOK
- 交通費や電話代・電気代も対象
- 詐欺被害にあったものも、証明できるものがあれば還元対象
詐欺被害額を取り戻せることから、詐欺救済プロジェクト!なんて謳ってますが
結局、詐欺被害額が増えた…なんてオチになりそうです。
なぜキャッシュバックが可能なのか?
通常であれば 企業が資金を調達したい時は、公的または民間の金融機関に融資を受けます。
これは 当然、返済が必要です。
Heng Li(ヘンリ―)はというと
香港証券取引所に上場している会社だから、新株を発行することで 資金調達が可能。
新株発行であれば、返済が必要ない。
ヘンリーの株価が上がれば、欲しい人が増えて価格はさらに上昇していく。
そうなれば、新株発行により追加の資金調達を行うことが出来るので、会社の資金力はますます大きくなっていく。
それを実現するために、ヘンリーアプリユーザーを増やしたいという意図がある。
ヘンリーアプリユーザーを増やすために、このキャッシュバックを行っている。
(キャッシュバックを行った以上のリターンが運営側にある)
株価が上がらなかったら、価値が下がる一方だにゃん
株価が上がらないうえに、ユーザーに入金額以上のキャッシュバックをしてたら
あっという間に破綻するね。
Winsor Master(ウィンザーマスター)からの移行
Heng Li(ヘンリ―)ですが、これまで
YouBank ⇒ Munics ⇒ WinsorMaster と、資産移行を余儀なくされてきた経緯があります。
Winsor Master(ウィンザーマスター)は、先物・原油・株式・暗号資産など 様々な投資により、月利5~20%という高配当を受け取れる案件でした。
Winsor Master(ウィンザーマスター)から 資産移行が必要になった理由は
・コロナの影響で、取引先やポートフォリオ先で膨大な運用損失を複数出してしまった
・不正アカウント【実際にその人が得るはずではない不正利益】が大量にあった事による事業の圧迫
でした。
Winsor Master(ウィンザーマスター)は、ポンジスキームを疑われるような案件であり
実質 破綻という結末を迎えていることから
Winsor Master(ウィンザーマスター)の姉妹アプリである Heng Li(ヘンリ―)も
そう遠くない未来に破綻する気がしてなりません。
恒利 Heng Li(ヘンリ―)会社概要
上記リンクから、日本語字幕付きのプロモーション動画が観れます。
- 会社名 Hengfa Optical Holdings Co.,Ltd.
- ブロックチェーン技術を用いた最新ECプラットフォーム
- 中国投資開発有限公司という会社が運営を行っている
色々調べましたが、運営元の情報はほとんどなく
トラブルがあっても連絡すらできそうにありません。
こういった案件に手を出すのは、非常にリスクが高いです。
恒利 Heng Li(ヘンリ―)まとめ
キャッシュバック可能な理由に、まるで根拠がありません。
株価が上がることを前提としている時点で、危ないです。
また こういった独自コインでの配当は、運営側で いつでも停止できるので
非常にリスクが高いものとなります。
今回の案件が危険だと判断した理由をまとめると
- 独自コインでの還元
- 資金調達の根拠が不十分
- 運営元の情報がほとんどない
- ポンジスキームが疑われる案件からの鞍替え
そう遠くない未来に破綻する線が濃厚です。
ポンジスキームである確証はありませんが、非常にリスクが高い案件であることは間違いないので
検討されている方は、リスクを認識したうえで 判断するようにしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!